ハーレーダビッドソン・ショベルヘッドを知ろう【ビッグツイン編】

ハーレーダビッドソン

ショベルヘッド〜多大な進化と豊富な車種〜

先代パンヘッドの特性を生かしつつ、パワーと耐久性をアップさせた傑作。

「ショベルヘッド」を見ていきましょう。

ショベルヘッド時代はハーレーダビッドソンにとって波瀾万丈の時期であり、それを乗り越えるべく多彩なモデルがラインナップされました。それは大きく分ければ、FL、FX、XLの三つに分けられる。

この記事で、全てを紹介するには余りにもボリュームが多くなってしまうので、今回はビッグツインと呼ばれるFL、FXを中心に紹介していきたいと思います。

ショベルヘッド「XL、アイアン、スポーツスター」はこの記事で紹介します↓↓↓

ハーレーダビッドソン・ショベルヘッドを知ろう【スポーツスター編】

「ショベルヘッド」の由来はロッカーカバーの形がショベルのように見えるからそう付けられたもの。

ハーレーダビッドソンOHVの第3世代にあたる「ショベルヘッド」は、

スポーツスター/1957年〜1985年

ビッグツイン/1966年〜1984年

初めはスポーツモデルの【Kモデル】の後継車種であるXLスポーツスターのためのOHVエンジンとして1957年に誕生した。

このロッカーまわりの構造は非常に優れたものだったので「パンヘッド」に代わるビッグツインエンジンに1966年から採用された。

先代ビッグツインエンジン「パンヘッド」についての記事はこちら↓↓↓

ハーレーダビッドソン・パンヘッドってどんなハーレー?

ビッグツインとスポーツスターエンジンの大きな違いはバルブの駆動方式にある。

ビッグツインは4つのカムを持つ1本のカムシャフトが、4本のプッシュロッドを動かしてバルブを開閉させているのに対して、スポーツスターはカムシャフトが4本あり、各バルブごとに備えられている。またエンジンとミッションが完全に分離されているビッグツインに対してスポーツスターはクランクケースとミッションケースが一体成形されている。

ロッカーカバー・・・アルミ合金製のカバーは、ひっくり返すとショベルのように見える。ビッグツインとスポーツスターでは形状が若干違う

シリンダー・・・鋳鉄製。1200ccはフィンが9枚1340ccはフィンが10枚。上から見るとフィンが円形になっている。

シリンダーヘッド・・・鋳鉄製。ロッカーカバーとは完全に切り離されている。ロッカーカバーに隠されていて見えないが、冷却効果を高めるためにヘッド上部にも縦にフィンが切られている。

クランクケース・・・1969年まではひょうたん型でパンヘッドのものを改良して採用されていた。

鋳鉄(チュウテツ)とは・・・鉄を材料に使った鋳物のことをいう

鋳物とは・・・製品と同じ形状の空隙(クウゲキ)を有する鋳型(イガタ)に溶けた金属を流し込む製法で作られたもの

空隙とは・・・隙間

鋳型とは・・・鋳物を鋳造するための型。金属を溶かしてそれに流し込む

アーリーショベル

1966年〜1969年までのパンヘッドのクランクケース周りを使ったエンジンを「アーリーショベル」と呼ぶ。アメリカでは「ジェネレーターショベル」とも呼ばれている。「パンショベル」と言うのもあるがこれは全くの別物なので注意。アーリーショベルはハーレーダビッドソンから純正として出荷されたものに対して、パンショベルは個人でパンヘッドのヘッド部分のみをショベル製に交換した物を言う。

アーリーショベルはパンヘッドの土台にショベルヘッドをくっつけており、パンヘッドの弱点である、オイル漏れ、ロッカーアームの故障のしやすさを改善しつつ、当時ではまだ高級資材であった「アルミ」が多く使われていた。

この当時、ハーレーダビッドソンは経営危機が叫ばれており【AMF】アメリカン・マシン&ファウンドリーとの合併が取りざたされていた。

アーリーショベルは経営立て直しの最後の切り札として投入されたエンジンである。

その後、AMFとの合併により、鋳鉄製のパーツを増やすなどのコストダウンがなされ、クランクケースの新設計に伴い、69年を最後にアーリーショベルは姿を消した。

年代による細かな変化点

1966年

  • 排気量1200cc
  • ボア×ストロークは87.3×100.8
  • キャブレターはDCキャブレター。パンヘッド時代はリンカート製。

1967年

  • キャブレターはティロットソン製(負圧式)

1968年

  • オイルポンプのボディが鋳鉄製からアルミ製に変わった

1969年

  • アーリーショベル生産終了

1970年

  • この年代から「コーンショベル」と言われている
  • オルタネーターが採用された。それまでは、ジェネレーター(直流式発電機)だった
  • カムギアケースはそれまでのひょうたん型から五角形のコンパクトなものへ変更。この形状から「コーンショベル」と呼ばれていた。

1971年

  • キャブレターはベンディクス・デニス製

1973年

  • オイルポンプの変更。オイル量と油圧を高めるのが狙い。

1976年

  • キャブレターはケーヒン製。これ以降はケーヒン製となる。

1978年

  • 排気量が1340ccになった(80キュービックインチ)
  • ボア×ストロークは88.8×108
  • 点火方式の変更。進角にガバナーを用いた無接点方式になる。それまでは、ポイント方式。

1981年

  • オイルポンプの改良
  • ロッカーアームのホルダーにドレン経路が設けられる

年式別によるモデルの違い

1966年〜 FL・FLH

各モデルのアルファベットには意味がある。

大きなバッテリー搭載車は『B』、フットシフトは『F』、高圧縮比が『H』

この時代には、FLB、FLFB、FLHB、FLHFBといったモデルがリリースされた。

1968年

FLHBエレクトラグライド・・・マフラーデザインがターンアウトデザインになる。エアクリーナーがオーバルスタイルに変更される

1971年

FXスーパーグライド・・・ウィリー・G・ダビッドソン氏によるファクトリーカスタムで、又の名を「ボートテール」という。このモデルは奇抜のせいか、1年で生産終了。FL系のシャシーにXL系の足回りを組み合わせたFXシリーズ。後のFXSローライダーやワイドグライドの源流となったモデル。排気量1200cc、フューエルタンクの容量は13.25ℓ

FLHFエレクトラグライド・・・クランクケースに大幅な改良を加えられ、大型のフェアリングを装備。現在のエレクトラグライド系のスタイルをほぼ確率した。

1972年

FLHF・・・フロントブレーキにディスクブレーキが採用された。オプションでツアーパックなどが充実した。

FXスーパーグライド・・・初代FXスーパーグライドからリア周りのデザインを一新して登場した。

1973年

FLHエレクトラグライド・・・リヤブレーキにディスクブレーキが採用された。FLHの「H」はハイコンプレッションの意味、FLは圧縮比7.25。FLHは8であり、最高出力が5馬力アップした。

FXスーパーグライド・・・FX系でもブレーキを一新。前後ディスクブレーキになった。フロントフォークのアウターチューブがスチールからアルミになった。タコメーター初搭載モデル。

1974年

FLHエレクトラグライド・・・ベンディックス・デニス製のキャブレターに2本ワイヤーの強制開閉式スロットルを採用していた。

FXEスーパーグライド・・・この年からセル始動がラインナップされる。エキゾーストはフロントとリヤバンク用がそれぞれそれぞれ独立したスタイルに変更された。

1975年

FLHエレクトラグライド・・・XLとFXの登場後は完全なツアラーモデルとして位置付けられた。大型のフェアリング、もしくはウインドシールドとリヤバッグは大陸のロングツーリングに必須装備だった。

1976年

FLHエレクトラグライド・・・この年より、キャブレターがケーヒン製のバタフライ式になる。

FXスーパーグライド・・・アップハンドル、ナローフォーク、小降りなタンクといった「チョッパー」的要素を盛り込んだデザインが人気を集めていた。フューエルタンクの容量は13.25ℓ。

1977年 

FXSローライダー・・・1977年3月デイトナ・バイクウィークで鮮烈なデビューを飾る。排気量1200cc(74キュービックインチ)ウィリー・G・ダビッドソン氏によるファクトリーカスタム。絶大な人気があるモデル。フロントブレーキはハーレーダビッドソン初のデュアルディスクブレーキを装備。ドラッグバーハンドル、2in1のヘッダース・マフラー。タンクは分割式となっている。始動方式はセルとキック両方ある。

FXEスーパーグライド・・・FX系のスタンダードモデルの位置付けであるFXE。マフラーを2in1のヘッダース・マフラーに変更するなどマイナーチェンジが行われた。タンクは分割式ではなく一体型。

FLHエレクトラグライド・・・豪華な装備が売りとなっていたFL系。ダブルバケットシートなど同乗者に配慮されるようになったのもこの時期からである。ホイールがキャストホイールへと変更された。

この年は、創業者の直系家族であるウィリー・G・ダビッドソンにとって出世作となったもう1つのモデル「XLCR」がある。XL系のモデルについては別の記事にて紹介しようと思います。

1978年 

FLHエレクトラグライド・・・この年で排気量1200ccがラストモデルとなる。以後1340ccへと排気量アップを果たすこととなる。排気量アップは当時、並み居る高性能な日本製バイクに対抗して行われたとされている。

FXSローライダー・・・点火方式がポイント式から、トランジスタ方式へ変更された。カラーリングは77年式と同じくガンメタリックとツートンカラーのオプションが設定されていた。排気量は1200cc。

FLHSエレクトラグライドスポーツ・・・このモデルは、FL系の豪快な装備を取っ払い、スポーツ性を重視したスタイルが特徴である。その姿は現行モデル「ファットボーイ」に通ずるものがある。

1979年

この年から排気量が1340ccになるが、これは段階的に行われていた。すなわち、1979年は74ルービックキューブインチ1200ccと80ルービックキューブインチ1340ccの両方が生産されていたのだ。

FLH74エレクトラグライド・・・この年は、1200ccは多く生産されていない。1340ccの人気が出ていたからだと言われている。

FLH80エレクトラグライド・・・1340cc、点火系には無接点ガバナー進角装置が採用されてメンテナンスフリーとなっている。

FLH80エレクトラグライドクラシック・・・OHV系では1340ccは初めてだが、かつては「サイドバルブ」時代に1340ccのエンジンが存在していた。したがってこの1340ccの初代モデルのFLには、往年のサイドバルブモデルと同じくタンクサイドにフライングホイールのマークが描かれる。

FLH80エレクトラグライドクラシックサイドカー・・・ショベルヘッド時代から、標準装備のサイドカーモデルがラインナップに加わった。

FXEF74ファットボブ・・・この年に登場したファットボブはチョッパーライクなスタイルのモデル。アップハンドル、段付きシート、フューエルタンクに装備されたオンダッシュメーターなどで雰囲気を出している。

FXEF80ファットボブ・・・排気量は1200ccと1340ccの2種類が存在した。オプションでキャストホイールも選択できるようになった。

FXE74スーパーグライド・・・70年代から80年代にかけてFXシリーズはラインナップを増やしていったが、FXEスーパーグライドもまだまだ存在していた。この年の時点では1340ccのエンジンは搭載されてなかった。

FXS1200ローライダー・・・ハーレー社の方針が大排気量化を重視していたため、この年を最後に1200ローライダーは姿を消した。

FXS80ローライダー・・・この年の生産台数は1340ccが9433台に対し、1200ccは3827台となっている。

1980年

FXBスタージス 1980年〜1982年

  • デザインはウィリー・G・ダビッドソンが手がけた
  • 毎年8月にアメリカのサウスダコタ州で行われるハーレーの祭典「スタージス」の名を冠したモデル
  • ベースはFXSローライダーであるがセカンダリードライブにはOHV系で初となるベルトを採用している。これはカーボンケブラー製で強度とメンテナンスフリーを両立させており、何とチェーンの2倍という強度を誇っていた
  • スタージスのみ、一次側もベルトドライブを採用している
  • エンジンはブラックにリンクル塗装されている
  • オールブラックのエアクリーナーカバーはスタージスのみ
  • 80年式は、ハンドルがドラッグバー、マフラーは2in1の通称「ダイコンマフラー」
  • 81年、82年式はハンドルがプルバック、マフラーが変更となり2本出しとなった
  • 80年、81年式のカラーリングはブラックとオレンジ、ホイールはオレンジリボン
  • 82年式はバイバック後となり、ブラックとゴールドの記念カラー。ホイールはゴールドリボン、フロントフェンダーにメダリオンが付く
  • 80年式のマフラーの形状が太いため、キックペダルが外に逃げた形となってる
  • 81年、82年式はマフラーの形状が細いためキックペダルが通常の位置にある
  • 80年式と81年82年式では、エンジン、フレーム番号の表記が異なる

FXWGワイドグライド・・・FX系は本来、XLスポーツスターのナローグライド・フロントフォークを装備していたが、FL系と同幅のワイドフォークを装備したのがこのワイドグライド。アップハンドル、シーシーバー、段付きシート、ファットボブフェンダー、フューエルタンクに描かれたフレイムのペイントなど、カスタムを非常に意識したチョッパーライクのスタイル。当時、ビッグツイン80モデルの中で最多の生産台数を誇っている。人気モデル。

FXSローライダー・・・ハンドルはそれまでのドラッグバーからアップハンドルに変更され、シーシーバーも低いスタイルになった。タンクマークの車体はハーレーダビッドソン1号車のものをモチーフにしている。

FLHエレクトラグライド・クラシック・・・FL系はベーシックモデルのエレクトラグライドと、上級バージョンのエレクトラグライド・クラシックをリリース。クラシックではツートンカラーを採用し、80年モデルではメタリック・チャコールカラーが追加された。

FLTツアーグライド・・・新設計のラバーマウント式角形バックボーンフレームを採用し、これを後のFXRシリーズに継承している。また、トランスミッションも新設計の5速タイプをショベルヘッドと組み合わせた。

FLHエレクトラグライド・サイドカー・・・FL系で1200ccモデルが販売されたのはこの年が最後であった。

1981年

FLH80ヘリテイジエディション・・・AMFからハーレーダビッドソンをバイバックした記念に1年間だけ製造されたモデル。生産台数はわずか784台。1910年から1920年代のVLに採用されていたグリーン&オレンジの限定カラーリング。フリンジ付きのバッグやシートが特徴。各パーツにヘリテイジエディションのロゴが書かれている。

FLHCエレクトラグライド・クラシック・・・1200ccモデルがついに終焉を迎え、80ショベルの時代となったが1981年である。

FLTC-80エレクトラグライド・クラシック・・・80年に登場した、キングオブハイウェイのサブネームを持つFL系最強ツアラーモデルのFLTの81年モデル。フューエルタンクにスペシャルペイントとスペシャルデカールが貼られている。

1982年

FXRスーパーグライドⅡ・・・FLT系で登場した角形バックボーンフレーム、そしてエンジンを3点ラバーマウントするという方式は剛性アップとライダーへの負担を軽減するとして、これをベースにFX系のフレームを開発。それがFXRであり、新たなビッグツイン・スポーツとしてリリースされた。別名「Rグライド」とも呼ばれている。

FXRSスーパーグライド・スポーツⅡ・・・5速ミッションとラバーマウント。初年度となる82年式は、FXRSとスタンダードのFXR、そしてフェアリングが付いたFXR-Tの3タイプある。

FXEスーパーグライド・・・FXRとは違いアップハンドルを装着するなど、チョッパー要素が強い。

FXWGワイドグライド・・・初期のフレイムペイントの他に通常のカラーリングモデルも追加された。

FXBスタージス・・・ベルトドライブ。ドラッグバーハンドルからアップハンドルに変更され、チョッパーテイストが強くなった。この年からブラック&ゴールドにカラーリングが変更された。

FXSローライダー・・・ドラッグバーハンドルからアップハンドルに変更された。発売当初の、低く長いスタイルからチョッパースタイルに変わったことにより賛否両論を生んだ。

FLHPエレクトラグライド・ポリス・・・ハーレーダビッドソンは以前から、ポリスや軍に車両を納入していたが、70〜80年代には日本メーカーのKawasakiがポリスに採用されるなどのライバルも現れた。「ターミネーター2」にはKawasakiのポリス車両が登場している。

1983年

FXDGディスクグライド・・・生産台数が少ないレアなモデル。ベースはワイドグライドでリヤホイールをディッシュタイプにしたモデル。FXBスタージスと同じくベルトドライブを採用し、穴あきディスクブレーキローターやエンジンとエキゾーストがブラックに塗装されているのも特徴。

FXEスーパーグライド・・・このモデルもショベルヘッドと共に姿を消し、FXRへとその流れを明け渡した。

FXRスーパーグライドⅡ・・・これらのモデルが、エヴォリューションを搭載してFXシリーズの流れを作っていく。

FXRSスーパーグライド・スポーツⅡ・・・キャストホイールを履き、バックレストを装備したモデル。

FXWGワイドグライド・・・6085台の生産台数を誇る、ビッグツイン系では最多の台数。

FXSBローライダー・・・FXSローライダーとFXBスタージスが一本化し、スタージスのベルトドライブを継承した。アップハンドルなどのチョッパーライクなスタイルを受け継いでいる。

FLHエレクトラグライド・・・エヴォリューション登場後もショベルヘッド搭載のエレクトラグライドは生産され続けた。

1984年

いよいよショベルヘッドも終焉を迎える

FXEスーパーグライド・・・シート高が以前より2cm低くなった。2in1の太いマフラーからデュアルタイプへと変更された。

FXSBローライダー・・・最後のショベルローライダー

FXWGワイドグライド・・・ベルトドライブを採用。カラーリングはキャンディレッドとブラックが用意され、ピンストライプが施されていた。

1985年

FLHXスペシャルエディション・・・ハーレーダビッドソン創設80周年を記念してのスペシャルモデル。カラーリングはブラックとホワイトの2種類がある。


美しいスタイル、そして魂に響く三拍子

ショベルヘッドは、重いフライホイールを持ちつつ、パンヘッド以前よりもパワーがあり、耐久性もいい。1340ccは低回転で力が増したトルクフルなエンジンとなっている。

この頃から、マフラーの改良も進んでいて、重低音サウンドが出るようになった。ハーレーダビッドソンの重厚感あふれるエンジンのテイスト、いわゆる三拍子言うものは「ショベルヘッド時代」に確率されたようなものだ。

ウィリー・G・ダビッドソンのデザインしたモデルが、70年代から80年代のチョッパーブームの火付け役になり、FX系のモデルが多く生産された。これは現代のハーレーダビッドソンのスタイルを確率させたと言ってもいいだろう。

一口にショベルヘッドと言っても、初期のモデルと最終のモデルを比べれば、信頼性は格段に最終のモデルの方が高い。

最後に

ビッグツインにショベルヘッドが誕生した当初は、FL系しかなかったモデルが、FX系の登場により数多くのモデルがラインナップされた。また、フレームやミッションなどが見直され、細かな仕様が年々進化した。こうして、世界の高性能モーターサイクルに対抗するため、ハーレーダビッドソンは独自の進化をしていく。

「ショベルヘッド」は1985年に、その役目を果たし次のエンジンへとバトンを渡す。

「ショベルヘッド」の魂は【進化】し【エヴォリューション】に受け継がれていくのだ。

次世代エンジン「エヴォリューション」の記事はこちららか↓↓↓

ハーレーダビッドソン・エボリューションを知ろう【ビッグツイン編】

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